(7)TVゲームとの付き合い方
どんファミリーのTVゲームルールは、
①平日はゲーム禁止
②土日祝日は30分(但し毎日の体幹・素振りで一定のポイント貯めると10分延長)
③どんギツネ(長男)&どんタヌキ(次男)合同で1時間もOK
ゲームが異常に大好きな新小3のどんタヌキは、スマイルゼミ(タブレット型学習)のゲームや、友達の家に行くという①の抜け穴をよく多用しますが、あえて今は泳がせています^^; どんギツネはもともとゲームはそこそこ好きな程度なので、休日の30分でもあまり文句は言いません。
ファミコン世代のどんクマも子供の頃はそれなりにゲーマーで、ドラクエ・FFは大体クリアしてるし、シムシティではメガロポリスまで大きくしたし、ダビスタでは3冠馬を何頭も生産しました(アラフォー父には通じるはず)。
TVゲームは、受験はもちろん子供の成長にとって悪のように言われますが、メリットもあると思っています。小学生は自制が出来ないので親の管理が必要ですが、うまく使えば中学受験にも役立つこともあるかと。
■メリット
・(RPG・シミュレーションは特に)意思決定案件の連続である。
⇒学習能力なく何度もさらわれる仲間、全然言うこときかない頑固ジジイ、まわりくどい依頼をしてくる神様、等のエンドレス課題に対して、解決策を考え続ける。笑
・(アクションは特に)指先と頭の連動トレーニングである。
⇒反射神経と予測能力が鍛えられるのがアクションゲーム。どんギツネはそんなアクションゲームが苦手。逆にどんタヌキは得意。
・親子の良いコミュニケーションツールである。
⇒親子共々、気分転換で楽しく盛り上がるとともに、特に私のような元ゲーマー父においては、過去培ったゲームスキルを使って尊敬を得ることもできる。笑
■デメリット(言うまでもないですが)
・目が疲れる。目が悪くなる。肩がこる。
・中毒性があり、ゲームのことばかり考えるようになる。
・ゲーマー友達が増えてダラける。
ということで、よく二人がやっているSwitchソフトを、中学受験へのお役立ち度という独自観点で紹介します。
(1)桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番~
中学受験お役立ち度・・・★★★★★
中毒度・・・★★
操作難易度・・・★
社会の勉強にお役立ち!日本全国の主要な駅名を網羅できる上に、その駅にある物件を買収することで、その土地で有名な食材や産業まで覚えられる(例:秋田のあきたこまち水田、浜松のピアノ工場、等)。徳政令カード(借金チャラになる)など、言葉の意味やお金の感覚も身につけられる。自動セーブなので時間を決めてすぐにやめられる。どんクマ的にイチ推しの1本。
(2)eBASEBALL パワフルプロ野球2020
中学受験お役立ち度・・・★★
中毒度・・・★★★
操作難易度・・・★★★★
試合モードは野球のルール学習と反射神経くらいしか役に立たないが、サクセス(選手育成)モードでは、部活動を通じて私立校の設備充実度を、女子マネージャーとの恋愛を通じて読解問題に通じる女心の難しさを、ドラフトで指名されなかったときの周囲の扱いから勝負事の厳しさを、それぞれ知ることができる(完全にこじつけ)。
(3)あつまれ どうぶつの森
中学受験お役立ち度・・・★★★
中毒度・・・★★★★
操作難易度・・・★★
季節ごとに採れる虫・魚・草花が異なるので、理科の勉強に通じる四季の流れを感じられる。目的を達成するためには地道な積み重ね(草むしり・水やり)が大切、という人生の教訓が込められている名作。いつでもセーブできるので遊ぶ時間の調整はしやすいが、一度ハマると、島の様子が常に気になってしまう中毒性がある。
平面図形を駆使するスニッパーズ、立体図形を冒険するキノピオ隊長、など他にも役に立ちそうなソフトはあるのですが、そういうソフトほどあまりやっていません。ちなみに新小3アホ男子のどんタヌキは星のカービィや大乱闘スマッシュブラザーズという、反射神経以外何も得られなそうなソフトが大好きです。笑